植物と静かに暮らすための知識を、
日本の現実の中で考える

2021年に東京で始めたYore Green Coreは、「植物のある暮らし」をもっと多くの人に届けたいという思いから生まれました。しかし、私たちが向き合っているのは理想の庭ではなく、実際の日本の住宅と気候です。

梅雨のじめじめした空気の中で根腐れを起こす植物。夏の西日で葉焼けするモンステラ。冬の暖房でカラカラに乾く葉先。こうした現象は、海外の園芸書や美しいインスタグラムではほとんど触れられません。

私たちは、こうした「日本の住宅で実際に起こること」に真正面から向き合った情報を、難解な専門用語を避けながら丁寧に伝えることを使命としています。

「植物を枯らさない」ことよりも、「なぜ枯れたのかを理解する」ことの方が、長い目で見てずっと大事です。

なぜ「観察」を重視するのか

水やりは「3日に1回」ではなく、「土の表面が白っぽく乾いたら」。光は「明るい場所」ではなく、「レースカーテン越しの東向きの窓ならこの品種」。私たちは、こうした具体的な観察の習慣を育てることを最も大切にしています。

植物は毎日同じ状態ではありません。季節が変わり、部屋の空気が変わり、植物自身も成長します。その変化を読み取る目を持つ人が、結局は長く植物と付き合えるのです。

私たちの背景

メンバーには、実際に何十年も植物を育ててきた園芸家、植物生理学を学んだ研究者、狭い都市部の住まいで植物を育て続けてきた実践者がいます。机上の知識ではなく、実際に枯らした経験から得た知見を、初心者の方にこそ届けたいと考えています。

日本の住宅の現実を前提に

北向きの部屋、加湿器なしの冬、梅雨の1ヶ月間続く湿気。こうした条件を無視した理想論ではなく、実際にどう工夫するかを考えます。

完璧ではなく、持続可能に

毎日世話ができる人ばかりではありません。旅行が多い人、忙しい人、初めての人でも続けられる現実的な方法を提案します。

これから

植物と暮らすことは、特別な趣味である必要はありません。東京の1Kでも、築40年の木造でも、植物は静かにその場所に根を下ろします。私たちは、その静かな関係を少しでも長く、楽しく続けられるよう、これからも情報を積み重ねていきます。